溢れた涙に君を想う

感情の記録

『スケリグ』東京公演の日々

『スケリグ』東京千秋楽おめでとうございます!

 

DDD青山クロスシアターでのスケリグ、1ヶ月間足繁く通い、それがついに終わりを迎えました!

泣いた。号泣。初めて観劇で泣いた。鼻水の対処法に困った。自分が泣くな、と思った公演ではハンカチではなくティッシュを手に持っておくべき…!

自分の涙腺が弱い音があるみたいで、どの楽器かがわからないけどキャスト紹介の演奏で、「Mum」から入ってくる音。これがオープニング。始まって数分で号泣する舞台…とは。ピアノ演奏には全体的に弱くてぼやけた視界でマイケルをみるのに必死だった。これ、本当に終わっちゃうとき、どんな気持ちになるんだろう?😂

 

東京公演、劇場にハンカチと片方の手袋を置いて行き、スタッフさんの顔を数人覚え、観劇では、上手、下手、センター、最前列から最後列と、満遍ない着席。(舞台の観え方ならお任せあれ)

 

周辺のファストフード店を制覇し、混まないお手洗いと暇つぶしのできる本屋さんも見つけた。お洒落度がレベチな美容院に行き、常連さんしか通わないような洋食屋さんでパスタも食べた。そこでは付いてるはずのサラダが出てこなかったけど…。

 

あーあ、すごくすごく、楽しかった。

友達と入ったのは2度だけで、あとはずっと単番…。楽チンだったけどやっぱり寂しかった。感想を誰とも共有できなくて、帰り道で歩きながらツイッターを開き、レポをするアカウントで狂ったように投稿をする日々。今日も。間違いなくネット依存度が上がった⚠️

 

渋谷への交通費は計算しません。(こわい)

マチネもソワレも時間が微妙だから、とりあえずお腹に何か入れたい時はマックの190円クーポンのポテトとアイスティーSで290円のコース。これ、何回も食べた。ジャンクフードばかりの今の自分の身体の中がこわい。でも安い。

 

困ったのは、19時公演の時の夜ご飯。

始まる前に食べるには早くて、かといって食べないと観劇中にお腹が鳴るし、終わった21時過ぎに食べるのは遅いし、帰りも遅くなるし…。

といった具合で、永遠に悩んで終わった。

 

渋谷駅のヒカリエ側の出口と、劇場に行くまでに通るセブンと漢方薬のお店と、いつもいい匂いがしていたパン屋さん、地下にあるマックと青山ブックセンターと、そのビルの暗いお手洗い。観劇の思い出。

 

心底自分に引いたのは、観劇のたびにいつも同じ香水をハンカチに振りかけて、その匂いをかぐたびにスケリグを思い出そう、と考えたこと。きしょい。でも、使える手段ではある。これからその香水をつけた時、スケリグを思い出すかどうかはまだ実証できないけど。

とにかく、充実した観劇ライフを過ごすことができた!渋谷でよかった!

 

 

マイケル 

やっと名前を出すけど、末澤くんの、10歳……、びっくりした。本当に10歳の少年だったので、聖夜様と一致させるのに苦労した。無理して一致させるものでもないけど。

 

末澤くんの顔って可愛いし、よく末澤くんに「可愛い!」って言ってたけど(照れ笑いや、ロケでの女装など)マイケルは「可愛い」のベクトルが違った(まじで)。自分の中の母性という母性が引き出され、マイケルの一挙一動が愛しく思え、自分を含む会場の全末澤担はママと化したはず(笑)初めて末澤くんにあんな感情抱いた。初日の可愛さに対する衝撃はまだ忘れられない…。

 

末澤くんのこまめに染め直してた金髪はちょ〜〜綺麗だし、ほとんどノーセットに近いし、ヨレヨレのシャツが片方はみ出してるのが可愛いし、サロペットのズボンもゆるゆる。サロペットとサコッシュの肩紐をぎゅっと握りしめるのがデフォルトで、口は半開きだし眉毛は垂れてるし、瞬きが多い。そして猫背。本当にマイケルって可愛い要素しかなかった。

 

観劇数が増えるたび、自分の中に余裕ができると、末澤くんの男性らしさをぬぐいきれないところも見てた。まず、喉仏とか。手の血管とか、ふとした仕草も。なんか今まであんまり気づかなかったけど、末澤くんの喉仏ってほんっとすごい(語彙力)横を向いてスケリグと話し、ごっくんした時なんかがすごい。めっちゃ動くし。それ見るたびうっ……となってた() でもそれが、どういう感情なのか自分でもあまりよくわかってない。ちなみに今日はそんなところを見る余裕はなかった。

 

ダンス

末澤くんのダンスが大好き...。これは末澤担なら当たり前に思うこと!スケリグの踊りはコンテンポラリーが得意な末澤くんにぴったり…。しなやかに伸びた指先、背中を反ったときの顎から下のライン、そこから戻った時になびくサラッサラの髪と、軽いステップ。あーあ、完璧…。ダンスシーンで印象的だったのは、そんなマイケルのダンスが、隣で踊るヒロインのミナとは全く違っていたところ(笑)大きく腕を動かしても、末澤くんの肘から下は取れそうで、それが特徴だけど、菜花ちゃんは手先まで伸びやかでしっかり大きい。目線も違う。そういうところが、観てて楽しかった!ダンスシーン、泣きそうな日もあった(泣いてないけど)それくらい、マイケルのダンスは好きな末澤くんだった。

 

本当に終わっちゃった。東京のスケリグ。心にぽっかり穴が空いたみたいだし、抜け殻になった気分。毎日の生きがいだった。

でもそんな気持ちをカテコの浜中ワールドが取っ払ってくれた(笑)スケリグが文ちゃんでよかったなあって心底思った。

 

次の観劇は24日だから、まだ2週間もある…マイケルの禁断症状が出る。とりあえずレポを見る。地方の会場の使い方がすごく楽しみ。

 

DDD青山クロスシアターの『スケリグ』も、マイケルも、マイケルのいるスケリグカンパニーも、大好きだよー!